住宅ローンの金利について

住宅ローンの金利について
先日、国債金利について記事にしましたが、現在住宅ローンを抱えている人には過渡期といえるかもしれません。日本はずっとゼロ金利政策を続け、これが解除された後も低金利で推移してきました。何故かといえば、日本政府の財政赤字が巨額なことに加えて不景気だったからです。もし、長期金利が上昇すれば、現在日本政府の借金である800〜1000兆円にもこの金利が適応されますので、政府は金利を上げられないという現状があるのです。(1000兆円の借金があれば、金利が1%上昇しただけで、政府は年間10兆円の利息を払わなければいけません。)今までは政府は、何とか低金利でやりくりしていたようですが、近頃状況は一変しています。国債の暴落が金利を引き上げかねない状況に陥ってきました。国債の価格と長期金利は連動していますので、もし国債が暴落すれば金利は必ず上昇します。
現在住宅ローンを抱えている人で、変動金利で借りている人は要注意です。できれば長期固定金利に変更した方が良いと思いますが、基本的に今は変動金利の方が金利はやすいので、簡単には変動金利から固定金利に移せない現状もあるかと思います。少なくとも様子を見ながら、5年固定や10年固定に移行したほうが良いのかもしれません。国債価格の暴落が起これば金利はあっという間に上昇する可能性があります。不景気(給料は上がらない)の中で、住宅ローン金利が上昇するリスクを真剣に考えるときが来たようです。
ちなみに3000万円のローンを金利2%で借りていれば、年間利息を60万円(月払いの内の5万円が利息分)払っていることになります。もし、4%になれば120万円(月払いの内の10万円が利息分)の金利負担になります。金利が4%になった時に、住宅ローンの元金は減りますか?
今日の相場
USD/JPY 95.70
EUR/JPY 134.99
金    3161円/g
プラチナ 3875円/g
今日は、スキャルピングで結構稼がせてもらいました。レンジは95.60〜96.10ですべてショートポジションです。今はファンダメンタルを考えると、どうしてもロングには抵抗があります。相場が上げているときは傍観し、適度なところでショートポジションを取りコツコツ利益を上げました。スキャルでは利確も損切りも10Pips以内程度なのですが、大きく逆に振れても大筋で下落相場と思っていますので、数日くらいは保有してもいいかなと思って取引をしています。要は、数日スパンでショートを取りたいときにスキャルをやって、10Pipsくらい逆に振れたら、ここからポジションを取ったことにして保有するという感じです。スキャルが苦手な人は、大局でどっしり勝負した方が良いと思いますが、たまにはパチンコに行ったと割り切ってスキャルもやってみてはいかがでしょう。
USD/JPYは多少の悪あがきを見せたところで、所詮下落していく通貨です。慌てずに取引をしようと思います。クロス円は底堅いようですが、急落のリスクもありますので、ストップロスを忘れずに取引をした方が良いと思います。結構利益が乗っているなら、トレールでついて行くのがよさそうです。
貴金属は上昇しているようです。GMの破綻(チャプター11)は目前に迫っているのに、プラチナはあまり下落していません。今日から再度円高に移行しそうなのと、6/1にはGMのめどが立ちそうなので、来週の前半にプラチナ安値の底が来るかもしれません。GMが破綻してプラチナ価格が下落しなければ、もう目先にプラチナの下落要因は無いと思われます。
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