「ぱっと見テクニカル」の評価

「ぱっと見テクニカル」の評価
「ぱっと見テクニカル」を使ってみて感じたことですが週足、日足、8時間足などローソクの足を変えると、結果がかなり変わる場合があるというのが気になりました。(ローソクでも同じですが…)　もともと過去の為替の動きと照らし合わせても、為替が大きく動くきっかけはファンダメンタルの要因があるので、長期的な見解では関係ないのかとも思いました。しかし、例えば足を週足や月足などの長い足でみると為替が同じような動きをしているときには、同じような経済対策が打たれる可能性が高いので、過去のチャートは参考になるはずです。
ただし、「ぱっと見テクニカル」は、どうもチャートの動きだけを見ているようで、例えば円高のときに円安のときのチャートを比較しても、ファンダメンタル的に同じような動きをするかといえば、疑問符がたってしまいます。なので、日足以上で長期的な動きを検索するなら、その時期の価格が円安水準か円高水準かをみる必要があると感じました。例えば今はUSD/JPY100.00付近なので円高水準ですが、形状比較した過去チャートが125.00付近なら円安水準なので、あまり参考にしない方が良いのではないかと思われますし、100円付近の方が良く相関するのではないかと思います。さらに、日足で見るなら、時間軸の前後の足である週足と8時間足も見て、3者が同方向を示せば更に有用性は高くなると思われます。
時間軸の設定については2/28に記事にしていますので参考にしてください。
後は短期的な見解ですが、こちらはファンダメンタル的要因はあまり関係ないので、より単純に比較しても良いのかと思います。ただ、「ぱっと見テクニカル」では最短足が10分足というのが残念です。1分足は無理としても、5分足での過去チャートの形状比較があれば、スキャルに使えたのになぁ〜と思いました。
(5/22に「ぱっと見テクニカル」の追加記事を書きました。)
今日の相場
USD/JPY 100.31
EUR/JPY 131.84
金　　　　3018円/g
プラチナ　4153円/g
プラチナは目先ではもう少し上昇しそうです。金は下落していますが、国内金小売価格は為替で多少相殺されているので、あまり下落しているように感じません。
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